土木系エンジニアの仕事内容と業界の今後

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2016年06月13日

転職を考える皆さんにお届けしているトライアローラボ。
今回は「土木系エンジニアの仕事内容と業界の今後」と題してお送りします。

道路、トンネル、陸橋、鉄道、森林、河川など、土木工事は安全で快適な国づくりや街づくりに欠かせない重要な事業です。
長引く不況や公共事業の減少などで厳しい時代もありましたが、ここ数年では東日本大震災の復興事業や東京オリンピック招致などで、穏やかな回復傾向が見えているようです。
今後、さらなる成長が期待される土木業界の今後と、土木系エンジニアの仕事内容について紹介します。

土木業界を担う各仕事の内容

土木エンジニア(技術者)は、工事計画を作成し、現場での監督、指導をするなど、工事が円滑に進むように管理する仕事です。
技術者として経験を積み重ねて行く過程で「技術士」や「土木施工管理技士」などの資格を取得するのが一般的のようです。
土木の仕事にはさまざまな分野がありますが、いくつか仕事内容を紹介していきます。

計画

道路や鉄道、空港や公園、ダムなど、安全でより快適な生活のために不可欠な施設を整備、調整することが土木計画の目的です。
国土計画や都市計画などの町づくりから、高速道路といった交通網の整備、防災、環境など幅広い視点からの計画が必要になります。

調査

土木における調査では、公共測量、地形測量などの測量調査や、ボーリング調査、環境調査などの地質調査があります。
道路や建築工事をする際には、「測量士」の存在が不可欠なので、測量士の資格を持っていれば就職、転職にも有利と言えます。
また、地質調査に関する現場技術、管理業務などを行う「地質調査技士」という資格もあります。

設計

道路や空港、橋梁、上下水道など、社会基盤に必要な施設の図面や計画書を作成する仕事です。
最近では安全や安心はもちろん、社会のニーズに応え、環境や防災に配慮した設計が求められています。

施工管理

河川、道路、橋梁、港湾、鉄道などの土木工事において、施工計画を作成し、現場における工程管理、安全管理などを行う仕事です。
「土木施工管理技士」は、国土交通省管轄の国家資格で、1級と2級があります。
検定に合格すると、建設業法で定められた「専任技術者(建設業許可)主任技術者・監理技術者(現場常駐)」としての資格が与えられます。
東日本大震災以来、事業が増え施工管理技士の需要は急激に高まっています。

CADオペレーター

土木工事の図面作成には、主にCADという設計のコンピュータソフトが使われています。
CAD利用技術者試験を受けてCAD資格を取得すれば、CADオペレーターとして仕事をすることが可能です。
CADオペレーターなら派遣の仕事も多いので、就職や転職のチャンスも広がるでしょう。

土木業界の人材需要と今後の動向について

建設業界と密接なかかわりを持つ土木業界。
最近は、株価の回復、公共工事、民間設備投資の回復など、建設業界にも追い風が吹き始めていると言われていますので、土木もまた同様の傾向と言えるでしょう。
今後は、高度成長期に造成した道路や建物の老朽化対策を始め、地方のインフラ整備、災害から人々の暮しを守るための工事など、土木業界は今まで以上の役割が求められていくでしょう。
土木業界でも人材不足は深刻な問題になっています。
特に施工管理技士は需要が高く、資格を取得しておけばより就業に有利、またはステップアップが期待できると言えるでしょう。


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