CADオペレーターに資格は不要!しかし、有利なオススメの資格もあります

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2021年10月26日


技術系のデスクワークのお仕事の中でも人気があるのがCADオペレーターです。土木や建設から設備や機械の製造に至るまで、「設計」が必要になるお仕事には必ず必要になる職種です。近年はテレワーク環境の整備が進んだこともあり、在宅でのお仕事も可能な案件が増えて来ました。また、未経験から目指しやすい技術系の職種ということもあり、根強い人気のある職種のひとつです。

目次

CADオペレーターには資格が必要?

よく誤解されていますが、CADオペレーターは免許制ではありません。つまり、資格がなくても就職、転職することは可能です。しかし、もし仮にあなたが採用担当者で、資格のある人、ない人が同じタイミングで面接を受けにきたら、どちらの人を採用するでしょうか。資格以外の条件が同じであれば資格を持っている方が就職には有利なのは事実です。

ですので、CADオペレーターとして働くことを考えているのであれば、資格を取得することをおすすめします。資格取得を目指すことで、CADソフトの知識や技術を身に付けることができる点や、業務の全体像の理解が深まるメリットもあります。

CAD関連の資格には何がある?

CADオペレーターの資格には複数の種類があります。それぞれ実施団体が異なり、難易度や内容にも少しずつ違いがあります。

CAD利用技術者試験

一般社団法人コンピューター教育振興協会が主催するCADオペレーターとしての技能を証明するための試験です。CAD系の資格の中では最も知名度が高く、企業側にもよく知られた資格です。本資格は2次元CAD利用技術者試験3次元CAD利用技術者試験の2分類に分かれており、近年3Dプリンターの普及などによりニーズが高まっている3D CADにも対応しています。

建築CAD検定試験

こちらは一般社団法人 全国建築CAD連盟が認定する資格で、その名前の通り建築業界におけるCADのスキルの証明に特化した資格となります。
4級から准1級まで用意されており、4級は高校での団体受験でしか受けられないものの3級以上であれば誰でも受験することができます。

建築業界でCADオペレーターとして働きたいという明確な意思がある場合は、取得しておくと良いでしょう。

オートデスク認定資格プログラム

AutoCADに代表される図面作成ソフトを開発しているアメリカの企業、オートデスク社が主催する認定資格のプログラムです。AutoCADは汎用CAD市場で全体の約7割を占めるソフトウェアであるため、AutoCADの使い方をマスターできる当資格は非常に実践的な資格と言えます。

中・上級者向けの「オートデスク認定プロフェショナル」の他に、初級者向けの「オートデスク認定ユーザー」という資格も用意されており、こちらは学生や業務未経験者をターゲットとしているので未経験からCADオペレーターを目指す方にはオススメです。

未経験者に一番オススメの資格はどれ?

未経験者でCADオペレーターを目指す場合は、まずCAD利用技術者試験に挑戦するとよいでしょう。

前述の通りCAD利用技術者検定は2次元と3次元の2つの分類に分かれています。そこから更に2次元の場合は基礎・2級・1級に分かれており、3次元の場合は2級・準1級・1級に分かれています。

この中で、初級者の方は2次元の基礎から受けてみるのが良いでしょう。
2次元CAD利用技術者試験の基礎は、3ケ月程度の学習期間を経た人を想定して試験が行われます。試験科目としては、CADシステムに関する基礎知識や利用方法、インターネットの仕組みや情報セキュリティ、知的財産権などに関する分野から出題されます。また、当然CADオペレーターには製図の知識が必要ですので、そういった知識も試験で問われます。

CADソフトの使い方だけを理解していても、CADオペレーターとしての仕事はスムーズに進みません。こうした資格の勉強を通して、業務の全体像を掴むよう心がけましょう。

CADオペレーターの資格を将来に活かすには?

CADオペレーターは、ソフトを使用して設計、製図を行いますが、企業によって使用しているソフトが異なる点に注意が必要です。

また、CADオペレーターは「製図ができる」、「資格がある」ということだけで安心していては、将来の可能性が広がりません。CAD資格だけではなく、自分が関わっている分野(電気・機械・建築・服飾など)のより深い知識を身に付け、専門分野を作って行くことが大切です。

CAD利用技術者試験でも、1級(建築)試験になると、設計の補助業務や管理業務などを行う人を想定した問題が出題されます。

将来は、設計士の補助業務を行いたい、後進の人々を育てる業務に就きたい、CADオペレーターとして専門分野に特化して働きたいなど、どのような働き方をしたいかということを検討し、その分野について深く勉強することが必要です。

CADオペレーターの今後の働き方

2020年以降、各社ともテレワーク環境の整備が整ったことでCADオペレーターの働き方も大きく変わっていく可能性があります。

これまで、CADを扱うにはそれなりに高性能なスペックのPCが必要で、社外秘のデータなどが入ったPCを自宅などに頻繁に持ち帰るのはセキュリティ上困難でした。

ただ、現在では先にご紹介したCADソフト「AutoCAD」もクラウド版がリリースされるなど、データを個人PCにダウンロードせず、オンライン上で完結させる機能の拡充に力を入れています。

こうした変化も、テレワークなどを前提とした多様な働き方への対応が背景にあります。在宅での勤務が可能になることで、例えば子育てや介護などでフルタイムでの勤務が難しかった人にも働くチャンスが生まれるなど、より柔軟な働き方ができる職種になる可能性を秘めています。


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