転職に有利な通信の資格~工事担任者~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2015年05月07日

転職を考える皆さんにお届けしているトライアローラボコラム企画ですが、今回は、「転職に有利な通信の資格~工事担任者~」と題しお送りします。

工事担任者は「電気通信設備の工事担任者」とも呼ばれ、電話回線やCATV、光回線などの配線工事、設備の設置ができるほか、それらを監督するための資格です。ここでは工事担任者の資格やスキルについてご紹介します。

工事担任者とは?

工事担任者は、ネットワーク関連の仕事には必要不可欠な資格で、電話回線を電柱から家やオフィスなどに引き込む工事や、屋内でのモジュラーまでの配線工事などが行えます。また資格の種類によっては、光ファイバーなどインターネット関連の配線や引き込み工事も行うことができます。監督権も兼ねているので、現場で監督したり指示したりすることもできます。工事担任者の資格は7種類に分かれており、違いは以下のとおりです。

AI第一種~第三種

AIはアナログ設備(現在の一般電話回線)の工事が行える資格です。種類によって扱える回線数が違い、第三種では1回線、第二種では2~50回線、一種では制限がありません。そのほか、扱える端末も持っている資格の種類によって違ってきます。主に電話回線の引き込み工事を行ったり、屋内配線工事をしたりするために必要な資格です。

DD第一種~第三種

DDはデジタル設備(現在の光ファイバー回線など)の工事が行える仕事です。こちらもAIと同じく第一種から第三種で扱える回線数や設備に違いがあり、第一種には制限がありません。インターネットの光回線を引き込んだり、屋内配線をしたりするのに必要な資格です。

AI・DD総合種

AIとDDの第一種を両方持っている人が申請すると取得できる資格のほか、試験で取得することもできます。これを持っていれば全ての通信回線工事が可能になります。スペシャリスト的な資格で、いずれはこの資格取得を目指すとよいでしょう。

受験資格や難易度は?

工事担任者の受験資格に制限はありません、年齢や学歴、経験などがなくても受験できます。種類によっても差があるものの、合格率は24.5%(平成26年度第2回実績※日本データ通信協会発表)で、受ければ合格するようなやさしい試験ではありません。最初は入門的に第三種を受ける人も多いようですが、最初から第一種を目指して試験を受けてもよいでしょう。

試験はマークシート択一式で3科目あり、各科目100点満点中60点以上で合格となります。AIとDDは一部異なる内容の問題が出ますので、1つずつ試験を受験するのもいいですし、自信があるならAIとDDの総合種を受験するのも可能です。しかし総合種の合格率は例年20%を切る高い難易度です。

また、養成講座で一定の課程を受講し、修了試験に合格することでも取得できます。

どのような仕事で活躍できる?

工事担任者は配線工事やネットワーク設備の設置ができますから、通信関連の現場で活躍できる資格です。各家庭での配線工事業務はもちろん、企業内でのネットワーク構築や保守点検、電気設備業界などでも有利な資格といえるでしょう。そのほか電気工事士や無線関連の資格と合わせれば、さらに活躍の場が広がります。

工事担任者は通信業界では登竜門的な資格です。通信関係のエンジニアを目指すならまずは取得してほしい資格の1つです。種類はたくさんありますが、ぜひAI・DD総合種を目指して挑戦してみてはいかがでしょう。


■関連ページ


■トライアローでは、スキルや条件のみならず、キャリアプランを共に考え、皆様のご希望や適正に合ったお仕事のご紹介を行っております。

工事担任者が多く活躍しています!通信のお仕事を探してみる

自分のスキルに合うお仕事は?ブランクや未経験が心配…そんな方もご相談ください