UIターンの支援制度や移住支援を活用しよう

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2016年09月19日

UIターン時の仕事探しは、情報集めがキモ。利用できるサービスはとことん活用したいものです。例えば自治体によっては移住者を対象とした支援制度があることをご存知でしょうか。今回はUIターン転職に活用できるサービスや、各自治体の支援制度、支援サービスについてご紹介します。

UIターン転職に活用できるサービス

東京などの都市にいながら地方の求人情報を得るには、地方就職に強い求人サイトを活用するのが便利です。よくUIターン転職について特集をしている求人サイト、常設ページがあるサイトを探してみましょう。
これだけでは物足りない場合は、首都圏などで行われているUIターン転職関連のセミナーやイベントに足を運んでみましょう。また、ハローワークにも地方就職のための支援相談窓口が設けられていることがあります。エンジニアの場合は技術系に強く、全国の求人を扱っている人材サービス会社があるので、そちらに相談するのが近道でしょう。

移住支援・子育て支援の具体例

近年、全国の各自治体では、地元の人口増加を図るため、移住者に対するさまざまな支援サービスを用意しています。これら制度のことを知り、積極的に活用すれば、UIターン転職を実現させるのに大いに役立つでしょう。
(*以下で取り上げる情報は2016年1月29日現在のものです)

家を借りる際の支援

移住者への支援で最も一般的なのが、家を借りる時に家賃補助が出る制度です。

例えば兵庫県洲本市では「収入に応じて家賃助成金として最大36,000円/月を助成」という制度が、福岡県筑後市では「賃貸住宅に居住・入居する新婚世帯に家賃の一部を支給(月額1万円を上限)」という制度が実施されています。
中には宮城県七ヶ宿町のように、「40歳未満で中学生以下の子供がいる世帯を対象に、20年間住んだ場合に土地、住宅を無償で譲渡」といったサービスが行われているケースも存在します。

引越しにも何かとお金がかかりますし、移住のタイミングでさらに家賃を抑えることで、日々の生活や余暇を楽しむ余裕を持ってみてはいかがですか。

家を買う際の支援

家を購入してしまうという選択も、地方であればぐっどハードルが下がります。

愛知県豊田市では「地域活動への参加を前提に定住するための住宅を取得した場合に、限度額50万円を交付」という制度を行っています。

中古の物件を購入し、自治体からの補助金を活用して改修やリノベーションをするという方法もあります。希望する地域で就職し、生活し、マイホームを持つという夢を一気に叶えるのも不可能ではありません。

移住に関する支援

移住、つまり引越しをして住むだけでお金がもらえる制度もあります。
兵庫県洲本市では、「洲本市に転入された世帯に月額1万円の助成金を交付」しています。

子育てに関する支援

子供を移住先の良い環境で育てたいという人にとっては、子育て支援制度があることもポイントです。

兵庫県洲本市では「同時に2人以上幼稚園・保育所・認定こども園等を利用で2番目の児童(3歳児以上)の保育料が無料」になります。また、広島県三次市では少子化対策の一環として、不妊治療の治療費全額を助成する「不妊治療費助成事業」を行っています。

こうした自治体の支援サービスは、ネットで調べれば各自治体の役所のサイトなどに詳しい情報が掲載されています。移住したい候補地があるなら、直接、市区町村の役所・役場に電話で支援制度があるかどうか問い合わせてみるのもいいでしょう。
これから移住するエリアを決める人、あるいはすでに決まっている人も、こうした支援サービスの有無を調べてみてはいかがでしょうか。


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