派遣社員はボーナスが出ない?賞与がもらえる2つのケースを紹介

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2019年06月26日


さまざまな働き方があるなかで、派遣社員という就労形態を選択する人もいるでしょう。しかし、気になるのがボーナスの問題ではないでしょうか。派遣社員と正社員を比較した場合、大きな違いとして挙げられるものの1つが、ボーナスの有無です。

そこでこの記事では、派遣社員の多くがなぜ原則的にはボーナスがもらえないのかを解説した上で、派遣社員でもボーナスがもらえる2つのケースについて解説していきます。

目次

ボーナスは会社によって規定が違う

ボーナスに関する規定は、会社ごとに異なります。ですので、ボーナスを受け取れるか否か、どの程度の額が支給されるかなどは、勤務する会社の規定を確認してみるまでわかりません。

そもそもボーナスとは、日給や月給とは別のタイミングで、労働者に対して支払われる給与を指します。賞与や特別手当などと呼ばれることもあります。法律による給付義務が定められていないので、ボーナス制度を導入するかどうかは、それぞれの会社が判断して決めることが可能です。そのため、正社員だからといって、必ずしもボーナスを受け取れるというわけではありません。

また、ボーナスの支給時期を年2回に設定している会社が多く、支給日までの半年間が査定期間となるのが一般的です。この査定期間中にどれくらいの勤務成績を上げられたかによって、ボーナスの支給額が変動します。

加えて、勤務歴や役職も、支給額に影響を与えます。基本的には、新入社員や勤務歴の浅い社員ほど支給額が低く、長期間勤務している社員や重役ほど支給額が高くなるでしょう。

それから、会社の規模でも支給額は大きく異なり、中小企業の場合はボーナスの支給額が1カ月の給与額を下回るケースも多く見られます。逆に、有名企業や公務員の場合は、月給数カ月分のボーナスを受け取れることもあるでしょう。

派遣社員はなぜボーナスがもらえない?

派遣社員として勤務している際は、ほとんどの場合ボーナスは支給されません。その理由は、派遣社員の基本給の算出方法にあります。派遣社員の時給・日給・月給は、アルバイトやパートに比べて高く設定されているのが一般的です。なぜかといえば、派遣社員の給与は、ボーナスや交通費などに相当する金額を組み込んだ額が支給されるからです。つまり、派遣社員は基本給にボーナス分の給与が含まれているため、ボーナスという形で別途支給されないということになります。

このことから、ボーナスの支給がない派遣社員だからといって、正社員よりも手取りの給与が少ないわけではないということが言えます。通常、正社員の基本給にはボーナスの分が加算されていません。しかも、正社員の場合は勤続年数を重ねるごとに給与が上がっていくシステムがベースにあるので、大抵は初任給が低く設定されています。

派遣社員と正社員の年収内訳のイメージ


ですので、派遣社員と正社員の年収が、総合的に同じくらいになることもあります。場合によっては、派遣社員のほうが正社員より手取り給与が多いこともありえるでしょう。特に、正社員に対してはみなし残業や裁量労働制を取っていて残業代の認定が厳しい会社の場合、正社員の給与が、しっかりと残業代が支給される派遣社員の給与を下回ることもあります。

また、正社員のボーナスは、個人の勤務成績や会社自体の業績などの影響で変動するという側面を持っています。勤務査定が悪かったり、不況に見舞われ会社の業績が落ちたりすると、当然ながらその影響でボーナスの支給額も下がってしまいます。

一方で、あらかじめボーナスの分が基本給に組み込まれている派遣社員の給与は大きな変動がなく、安定していることがほとんどです。世間的には「派遣社員はボーナスがもらえないから給与が低い」「正社員よりも損をしている」などといったイメージがあるかもしれまんが、それは一概に判断することが困難な実情があります。

派遣社員でもボーナスが見込めるケース

紹介予定派遣での雇用

派遣社員でも、ボーナスの支給が見込めるケースがあります。その1つが、紹介予定派遣での雇用です。紹介予定派遣とは、派遣先に直接雇用してもらうことを前提とした就労形態です。一定の期間を派遣社員として働き、そののちに派遣先の会社で正式に雇用されるという流れになります。派遣社員として働きつつ、正社員や契約社員を目指せるのが重要なメリットだといえるでしょう。具体的には、3~6カ月くらいのあいだ派遣社員として働くのですが、この試用期間中は派遣会社に所属する社員という扱いになります。そして、試用期間修了後、本人と派遣先の会社の双方が合意すれば、派遣先の会社に正社員もしくは契約社員として正式に雇用されます。

派遣社員として一定期間働くことで、実際の職場環境や仕事内容を体験できるのが、紹介予定派遣の大きな魅力です。職場の雰囲気が肌に合うか、自分のスキルを充分に発揮できるかなどといったことを試すことができます。また、試用期間中にスキルを磨くことができるので、未経験の分野への就職を目指せるチャンスにもなります。さらに、通常の応募や面接による中途入社が難しいような企業であっても、本人の実力次第で正式雇用につなげることができるでしょう。

そして、試用期間後に派遣先の会社からの直接雇用となる紹介予定派遣の場合、正社員・契約社員としてボーナスを受け取れる可能性があります。ボーナス制度を導入しているかどうかは会社によって異なるので、事前に規定をよく確認してから派遣先を選ぶといいでしょう。

ボーナス制度のある派遣会社で働く

派遣社員でもボーナスが受け取れるもう1つのケースとして、ボーナス完備の派遣会社での勤務が挙げられます。ボーナスを支給するか否かは会社側に決定権がありますので、たとえ派遣会社であっても、ボーナス制度が導入されていることがあります。

そのため、もしもボーナス完備の派遣会社に勤務できれば、支給条件を満たすことで、派遣社員でもボーナスを受け取れる可能性があるでしょう。ポイントとなるのは、ボーナス制度のある派遣会社なのかどうか、ボーナスの支給額や支給条件はどうなっているのかなど、しっかりと情報を収集することです。

いろいろな派遣会社をチェックし、どの派遣会社なら大きなメリットが得られるのか、事前に見極めたうえで勤務先を選びましょう。

技術系の派遣を得意とする私たちトライアローでは、一定の条件を満たした場合にボーナスや一時金を支給する制度がございます。

他にも、資格取得支援制度によるスキルアップボーナスや、長く勤めていただいた方には永年勤続表彰と一時金を差し上げる制度もございます。

まとめ

派遣社員の多くはボーナスが支給されませんが、ボーナスの分が基本給に組み込まれているため、決して損をしているわけではありません。

ただし、派遣社員でもボーナスを受け取れるケースもあります。派遣社員として働きながらボーナスを受け取りたい場合は、紹介予定派遣を目指したり、当社のようにボーナス制度のある派遣会社を検討したりしてみてはいかがでしょうか。

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