未経験者がネットワークエンジニアになるには

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2014年08月05日

転職を考える皆さんにお届けしているトライアローラボコラム企画ですが、今回は、「未経験者がネットワークエンジニアになるには」と題しまして、現在非常に注目が集まっているネットワークエンジニアになるための近道をお教えします。


転職を機に、新たに未経験の職種に就きたいと考える方もいるでしょう。慣れ親しんだ職種を離れ、未経験職にチャレンジすることは不安も大きいですが、その分希望もいっぱいです。新しい環境で、自分の可能性を広げるため、心機一転、新たな挑戦の始まりです。

未経験者からネットワークエンジニアになるために

需要もあり、将来性もある技術者に憧れて、ネットワークエンジニアを志す人は少なくありません。では、未経験者がネットワークエンジニアになるには何が必要なのでしょうか。
必須で求められる資格はありませんが、ネットワークの基礎的な知識を身につけるためにもCiscoの資格である「CCNA」は学んでおいた方が良いでしょう。
「CCNA」を取得していることで、ネットワークに関する最低限の知識があるというアピールになります。取得までの期間は1~2か月程度と、比較的取得しやすい資格です。

まずはネットワークの監視・運用からスタート

ネットワークエンジニアの仕事内容は、大まかに「監視・運用」「構築・保守」「設計・提案」の3つに分類されます。
未経験者は「監視・運用」からのスタートとなり、実務を通して学びながら「構築・保守」→「設計・提案」に携われるようになると考えてください。
専門知識が多いネットワークエンジニアになるには独学では限界があります。
その為、比較的未経験者募集の多い「監視・運用」の仕事に就いて現場で学び、段階的に仕事の幅を広げていくとよいでしょう。

現場で見守りながら技術習得

では、監視・運用とはどのような仕事なのか。企業ネットワークが円滑に作動するよう監視するもので、企業に常駐する場合もありますし、SNMPのような監視機器を用いて遠隔地から24時間体制で監視する場合もあります。
トラブルがあってからの対応ではなく、トラブルを未然に防ぐことが重要になります。サーバーへのアクセスや動画・音声サービスの提供がスムーズに行われているかなど、ネットワーク監視の技術力が求められます。
監視業務以外にもネットワーク機器の設定変更等を担うこともあります。SNMPやCiscoのCatalystなどのオペレーション技術は、そういった仕事を通して、徐々に身につけていくことができるでしょう。

未経験からの挑戦は、どんな職種も期待と不安が大きいもの

最初は思い通りの仕事ができないもどかしさを感じることもあるでしょう。
そんな時は「ネットワークエンジニアになりたい」と思った自分を信じて、様々な角度から仕事の面白さを探求してみてください。システム、ネットワークの世界は奥が深く、探求心を持ち続けられるか否かが優秀なネットワークエンジニアになれるかの分かれ道です。
仕事を楽しむ心をなくさなければ、いつか目標とする業務を担当できるようになるはずです。


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