派遣社員でも実現可能?一人暮らしをするためのポイントを紹介!

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2019年06月27日


一人暮らしを始めたいと考えたときには、それを実現できるだけの収入が必要です。正社員の場合は毎月の収入が安定しており、ボーナスなどが入ってくることもあるので、一人暮らしがしやすいでしょう。しかし、派遣社員の場合は、正社員より収入面で不安を感じることもあるのではないでしょうか。この記事では、派遣社員でも一人暮らしは可能なのか、家賃の相場などを参考にご紹介します。

目次

派遣社員で一人暮らしはできる?

派遣社員として働く場合、収入は職種や派遣会社によって大きく変わります。ただし、同じ職種であったとしても、その職種で働いた経験があれば時給は高くなる傾向がありますが、未経験の場合は経験者より少ない収入になりやすいです。

また、特に資格や経験の必要のない職種と、資格や経験が重視される技術系の職種とでは賃金も大きく変わります。


業種や職種を問わない派遣社員全体の平均的な時給は、1200~1700円ほどとされています。つまり、技術系のお仕事ではなくても、月に20日・1日8時間きっちりと勤務すると、月の手取り収入は20万円前後となる計算です。

税金や保険料などを差し引かれた手取りで20万円ほどあれば、毎月の支出と収入のバランスを考えながら生活をすれば一人暮らしは十分可能といえます。一人暮らしをすると開放感を感じやすく、必要のないものを購入したり、無駄遣いをしたりする人も少なくありません。

しかし、そうしていると生活費に支障がでてしまうこともあるので、十分に気をつけておくほうが良いでしょう。可能であれば、家計簿をつけるなど毎月の支出・収入を記録しておくと便利です。現在はレシートをスマホで撮影するだけで家計簿をつけられるアプリなどもありますので、ぜひ活用していきましょう。

家賃相場は地域によって大きく異なる

一人暮らしをする場合に必要となる基本的なものとして、家賃があります。家賃の相場は、住む地域によって大きな差が出ます。例として、間取りが1部屋(ワンルーム、1K、1DK等)の日本各地の家賃相場を下図にまとめました。


やはり、東京と大阪は平均しても高い傾向があります。しかし、こうした大都市でも、隣接する自治体であれば比較的安い金額で部屋を借りることができることもあります。ただし、家賃だけで考えると、職場までの交通費が高くなってしまうことがあるので注意が必要となります。

働く先で交通費が出るかどうか、出るとすれば規定はどうなっているか等を確認の上、家賃、交通費、通勤時間も程よい部屋が見つけられるよう、いくつかの物件を比較してみるのが良いでしょう。

一人暮らしでかかる1カ月の生活費を紹介!

一般的な一人暮らしで1カ月間にかかる生活費について紹介します。まず、家賃については、毎月の手取り額の30%ほどを上限の目安としておくと良いでしょう。車を持っている人は家賃と共に駐車場代がかかりますし、ほかにも管理費や共益費などがかかることもあります。

電力やガスって安くできるの!?

また、生活するうえで欠かせないのが光熱費です。電気・ガスは使い方にもよりますが、全国平均で7000円ほどとなっています。水道に関しては2カ月に1度の支払いで平均約3000円です。

現在、電力やガスはすでに自由化が進んでおり、かつては契約先を選べなかった電気やガスも、自由に契約先を選べるようになりました。電力とガスの契約先を一本化することによって割引が受けられたり、ポイント還元サービスがあったりと、各社ともサービスに力を入れています。

下記のようなサイトで割引率や特典を比較できるので、ぜひ利用してみてください。

今や必要経費となった通信費

さらに、携帯電話料金やインターネットの契約料である通信費は、今では必須の出費とも言えるでしょう。通信費の全国平均は1人あたり1万1000円ですが、携帯電話をどれくらい使用するかによって金額は大幅に変わってきます。

最近ではお家のインターネットと携帯電話のキャリアを同じ会社にすることで割引になるサービスなどもあります。また、話題の格安SIMをうまく使えば、通信費はかなり抑えることができるようになりました。

家ではwi-fiを利用し、スマートフォンは極力ギガ数の少ない安いプランを契約する等の方法で通信費を抑えている方も多くいらっしゃいます。特にスマートフォンは、昔に契約した内容のままなんとなく継続して来た、という人も多いと思います。

実はそんなに利用していないのに大容量の契約で高額な基本料を払っていた、という人や、逆にたくさん使っているのに段階的に金額が上がるプランだったため、定額のプランよりも使用料金が高額になっていた、なんていう人もいらっしゃるかもしれません。

通信費は、食費や交際費の節約と違い、あまり「我慢する」という感覚を味わうことなく節約ができる費用の1つです。一人暮らしを検討するのを良い契機として、今一度契約内容を見直してみると良いかもしれません。

食費や医療費、交際費などの変動費はいくら?

ここまでは月々決まってかかる費用でしたが、ここからは毎月変動がある出費となります。
日用品や医療費などにかかる雑費は平均3000円で、医療費は病気や怪我をしなければかからないため、その分節約が可能です。

そして、食費は約2万円となっています。一人暮らしの場合、自炊するより外食をしたり、スーパーやコンビニエンスストアなどでお弁当を購入したりする人も少なくありません。そのため、食費が高額になりがちです。自炊をする習慣が身につけば、食費は大幅に節約することができます。

そして、月によって最も金額が変わりやすいのが交際費です。友人や会社の同僚とのつきあい・恋人とのデート費用は、意外とかかります。平均はおよそ1万円で、外で飲むのではなく、自宅に集まって飲むなど工夫をすると毎月かかる金額も減ります。個人差はありますが、洋服購入代金や美容代、趣味にかかる料金なども必要になるので、毎月の出費について計算してみるのが良いでしょう。

派遣社員で一人暮らしを成功させるポイント

派遣社員で一人暮らしを成功させるポイントをいくつか紹介します。一人暮らしで最も大きな支出となるのが家賃です。そのため、自分の収入に見合った部屋を借りるのが基本となります。一般的に、手取りの3分の1程度の家賃であれば余裕をもって生活しやすいといわれています。たとえば、20万円の手取りがある人は最高でも家賃が6万6000円ほどの部屋にするのが目安です。賃貸では、家賃以外にも共益費や管理費・敷地内駐車場料金などもかかることがあります。それらも含めて手取りの3分の1程度になることを考えるのが良いでしょう。

また、できるだけ無駄遣いを避けるのが基本となります。一人暮らしを始めたときについしてしまいがちなのが、電気やエアコンなどを消し忘れてしまうことです。冷蔵庫などコンセントに挿しっぱなしにしておく必要があるもの以外は、電源が入れっぱなしになっていないかこまめにチェックする癖をつけましょう。テレビは見てないときもつけっぱなしにしている人がいますが、見ていないときには電源を消しておくのが節約のコツです。食費も外食を控えめにして自炊したり、会社へお弁当を持っていったりすることで余計な出費を避けやすくなります。

水道料金は地域によっても基本料金が違うのですが、洗濯の際にお風呂の残り水を使用・水はこまめに止めるなど工夫をすると節約につなげられます。雑費は医療費がありますが、病気や怪我をしないように気をつけるだけでも出費をなくせるのです。

まとめ

収支の管理をしっかりと行うことで、派遣社員でも一人暮らしをすることは十分に可能です。一人暮らしを満喫しながら節約もして、無駄遣いをできるだけしないように気をつけましょう。

トライアローであれば、全国に拠点をもっているので働きたい地域でお仕事を始めることができます。現在の居住地ではないところでの就労を希望する際は、お仕事のことはもちろん、その土地の物価や家を借りる際のポイントについてなども、ぜひお気軽にご相談ください。

また、技術系のお仕事でも未経験者を歓迎している派遣先もございます。技術系のお仕事は経験年数が長くなったり、資格を取得したりするとお給料も上がっていく傾向が強いですので、長期的なキャリアプランを相談したいという方も、ぜひお気軽にご相談ください。

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