「グラフィックデザイナー・みやちゆかさん」さっぽろ村ラジオ トライアロー SAPPORO情報コーナー
2014年09月19日 北海道支店ブログ コラム
今回のさっぽろ村ラジオのゲストはみやちゆかさんにお越しいただきました!
みやちさんは「つくる人。食べる人。」という肩書きのもとご活躍されているUna Casita-miyachi design laboのグラフィックデザイナーの方なんです。
このグラフィックデザインというお仕事、どんな職種なんでしょう?
お仕事についてや今展開されているイベントについてなどお話を聞かせていただきました。
●●●みやちさんはつくる人、食べる人という肩書きですが、何故このような肩書きにされたんですか?
グラフィックデザイナーという名称はなかなか理解しにくいですし、イメージが湧きづらいので、自分がやっていることを簡潔に表現したかったんです。
デザイン関連は全般的にやっておりますので、つくる人。もちろん食に関する仕事もありますのでたべる人、も入れてます。
●●●そうなんですね。グラフィックデザイナーだと何となくすごいな、とはなりますけど、結局どんな仕事かピンとこない、という方もたくさんいますよね
そうなんですよ。なので肩書きを見てイメージを持ってもらえたらなと。
●●●ところで、みやちさんは何故デザインの道にいかれたんですか?
高校卒業時の進路の選択の時に、迷ってたんですよね。元々は小説家か保育士、デザイナーのどれか迷っていたんです。
どうしたらなれるのか全くイメージがつかなかったデザインをまずやってみようかと思ったんです。
●●●学校で夢を持って勉強していた時と社会にでてデザインの仕事をするのにギャップはありました?
ありましたね~。学生時代は課題がありますけど、期日を守らなくても「間に合いませんでした~」で済まされますけど、社会人となれば納期は絶対ですからね。
それに先輩の仕事ぶりをみて毎日が刺激的だったのを覚えています。
●●●なるほど。そこからフリーランスとして自分の力量で勝負しようと思ったのはきっかけとかあったんですか?
就職で2社経験してから、少し刺激を受けたくて1ヶ月ニューヨークへ行ったんです。
そこで知り合った同じ年齢の方とニューヨークで色んなお話をしたんですけど、そこで始めて知ったことが多くてすごく刺激になったんんです。その方は、アメリカの学校を卒業しているのですが、アメリカの学校教育は企業に就職することを目的としていないんですよ。日本は就職してから即戦力になる為に色々と専門的な知識を勉強しますよね?アメリカは自分という看板でどうやって仕事をとってどうやってプロデュースしていくかを学生の頃から学ぶんです。
そこから、フリーランスになることにすごく前向きになれて、日本に帰ってから「独立しちゃえ~!」って感じで独立しました笑
●●●アメリカってそうなんですね?日本と全然違うんですね、、、
そうですね。もちろん企業へ就職することもとても大事ですので、日本の教育を否定するわけではないですけど、ニューヨークではとても良い経験ができたと思います。
●●●今はイベントの実行委員としても動いているんですよね?
今まさに参加しているのは9月末日まで開催中のHokkaido Book Fes 2014です。
ブクブク交換というイベントの主催をしていたのをきっかけに、実行員の一員になりました。
より本を身近に感じて、まち歩きも楽しんでもらえるよう、道内のお店とコラボしたり、本のフリーマーケットや読書会など、様々な本イベントが いっぱいあります。
●●●本が好きな人にはたまらないイベントですね!これは行ってみたい。
是非是非遊びにきてください~!
みやちさんはとても人が好きと言っていましたが、とても丁寧で、ユーモアもあるので話をどんどんしたくなる方でした。番組が始まる前は何を話しましょう?
とおっしゃってましたが、始まってみれば時間もあっという間でした!
みやちさんありがとうございました!