RECRUITSITE
これまで設備や機械の運用・保守の業界では故障を未然に防ぐ「予防保全」という考え方が主流でした。しかし予防保全には大規模な定期メンテナンスが伴い、時間的・経済的・人的コストがかかることが長年業界の課題となっています。そこで、昨今はAIやIoTの技術を導入することで故障の兆候を察知する「予知保全」という考え方が台頭して来ました。労働人口の減少に伴い、時間的・経済的・人的コストを大幅に削減できる「予知保全」は今後運用・保守の業界において主流になっていくものと考えられます。今回は、電力設備における「予知保全」を行うためのシステム開発を行うべく、人材を募集することにしました。
当社子会社スリーイーテック株式会社が提供する絶縁監視システム「遠測先生®」の大幅リニューアルに向けた開発を担当していただきます。絶縁監視という少し馴染みのない分野ですが、現在開発を行っているメンバーも知識ゼロからスタートしており、未経験でも挑戦可能です。電力に関わる製品で一見地味に見えるかもしれませんが、レガシーな領域だからこそAIや先端IT技術の導入によって大きな変革が期待できる分野です。日本の製造業や社会インフラを支える製品開発に携わることは、何にも代えがたい大きなやりがいにつながるでしょう。 ※トライアロー株式会社での雇用となります
電力消費量の多い工場などの電力使用状況をWeb上で可視化し、遠隔からリアルタイムで監視できるようにするサービスです。変電設備や分電盤に専用装置を設置し、電力の使用状況を常時モニタリング。漏電リスクや契約電力量の超過を検知し、アラートで通知することで事故の未然防止や消費電力超過によるペナルティの回避が可能になります。今後はAI技術を活用し、より精度の高い予防保全の実現や、工場の制御技術(OT)と連携した設備運用の最適化を目指しています。将来的には、設備の状態を学習し、異常の兆候を事前に察知するようなスマートな保全システムの構築も視野に入れています。
何より、リアルな産業インフラを支える製品開発に関われること。顧客の声を直接ヒアリングし、市場調査を通じて製品に反映できます。受託開発やSIと違い「こうしたら使いやすくなるのでは?」というアイデアを自由に試せる環境です。
自社製品の開発では、多様な顧客層の声から共通するニーズを抽出して形にする必要があります。こうした環境はソフトウェア技術を深く学びたい方に最適。競合との差別化も求められるため、マーケティング的な視点も自然と身につきます。技術だけでなく、製品の価値をどう伝えるかという観点も重要です。
自社製品は、完成しても売れなければ収益はゼロ。一方で市場ニーズを掴めば、大きな成果が得られます。
企画から設計・実装まで責任が伴い、裁量の大きさとリスクは比例するため、試行錯誤を重ねながら技術とビジネスの両面で成果を出す必要があります。試行錯誤が好きな方、最新技術やアイデアを製品に活かしたいという志向の方にとっては、この難しさがむしろ面白さになるでしょう。
次期「遠測先生」の開発は少人数体制でスタートしており、UI/UXやバックエンドの改善に取り組んでいます。既存メンバーも電気や設備の知識ゼロから始めており、ITエンジニア未経験で入社したメンバーも活躍中です。実力次第でフルリモートも可能。大手企業のような細かいルールはなく、チームで話し合いながら効率的な働き方を模索しています。あなたの意見がそのまま開発方針に反映されることもあります。開発だけでなく、チームづくりや働き方の改善にも積極的に関われる環境です。
レガシー産業こそ先端技術の導入効果が大きいため、その効果を最大化させるソリューションの提供を目指しています。工場などは設備×人によって維持されており、私たちは技術を通じて、現場の効率化を提供しています。アウトソーシング企業として培った知見を活かし、これまでにない技術の組み合わせにも挑戦しています。
電力や設備といったインフラ分野は、今後最もデジタル化が期待される領域です。人力でしかできなかった作業が次々とIT化される過渡期に、この業界に関われることは貴重な経験になるはずです。まずはカジュアル面談で、既存メンバーと気軽にお話ししてみませんか?
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