国土交通省主催「遠隔施工等実演会~施工DXチャレンジ2022~」に「重機でGo」を出展いたしました

2022年11月24日 ニュースリリース  

今月11月21日(月)・22日(火)、茨城県つくば市の国土技術政策総合研究所にて開催された、国土交通省主催の「遠隔施工等実演会~施工DXチャレンジ2022~」に、当社が開発した重機操縦訓練アプリ「重機でGo」を出展いたしました。

この実演会は、災害対応・働き改革&宇宙開発に資する革新的な施工技術力の施工技術力の研鑽と産官学連携を狙いとしており、各地整や研究所、企業の技術と技術者が集まりました。

当社は、未来の月面基地を再現した「月面探索シミュレーター」を出展いたしました。このアプリは、2019年にリリースした重機操作体験アプリ「重機でGo」をベースとして、将来の月面開発で想定される重機での作業をVR上で体験できるアプリになっています。

今回の出展では、以前の空間の遠隔操作に加えて時間の遠隔操作を想定し、月面開発の際の使用を想定した重機の作業を再現した新バージョンを開発し出展しました。会場の各ブースでは、建設用大型機械の遠隔操作が実演されていたり、遠隔操作のシミュレーターが体験できたりと、様々な最新技術のデモンストレーションが行われていました。

2035年頃には月面基地開発の中心になると想定されている「シャックルトンクレーター」を舞台としており、地上の1/6の重力や、基地に置かれる住居や太陽光パネルも再現しました。登場する重機については、軽量化や6輪操舵など月面で使用することを想定した要素を盛り込みながらも、地上のバックホウと同じレバー操作で操縦できるオリジナルの重機を作成しました。


月面開発用重機の3Dデータ

素材、重力などを加味して制作しました

更にJAXAの方との打ち合わせや月周回衛星「かぐや」の写真を参考に、より細かな月面状況を再現することが可能となったのです。

実際に体験希望される方も多く、大盛況に終えることができ、同月21日(月)にはNHK茨城にもご紹介いただきました。

今回の月面開発もさることながら、今後も、建設業界にITやVR技術を進め、建設業界の若手不足、人手不足の解消につなげてまいります。


「重機でGo」月面開発を想定したVR画像

NHK茨城に取り上げられました

重機でGoの詳細はこちら

トライアロー開発の重機シミュレーターアプリ「重機でGo」はこちらより