『ICT/IoT×北海道づくり』を目指す勉強会 開催レポート

2017年06月08日 ニュースリリース  

現在、様々な自治体、民間企業、大学がICT/IoTの導入に取り組んでいますが、まだまだICTやIoTはどういったものなのか、実際のサービスはどのように展開すべきかが見えず、手探りで事業を進める企業や団体が多いのが現状です。

そこで、『ICT/IoT×北海道づくり』と題された勉強会を、トライアロー北海道支店が協賛することにしました。これは「北海道民が住みやすく、訪れやすい」街づくりを目指す第一歩として、「観光」「環境」の分野での事例紹介や各取り組みに対する勉強会です。今回は、この勉強会の開催レポートをご紹介します。

スピーカー 北海道大学大学院情報科学研究科 助教 青木氏

「ICT/IoTとは」というテーマで講演していただきました。
アメリカや東京ではモノづくりする場やコミュニティが身近にあるのに、札幌(北海道)は身近になかったり、学生も北海道を離れてしまう傾向がある。
モノづくりをしたい人や学生を引き付ける何かをつくっていかなければならないが、そのために必要なものは「妄想力」であり、IoTを発展させるためにはこれが今最も必要とのことでした。

Make:の事例や、北海道大学のテクノロジーアート展の紹介、青木氏が製作した、”サイバー鳴子”など事例があり非常に楽しめる、夢のあるお話しをしていただきました。

・Make:Japanについては下記から
 http://makezine.jp/

・北海道大学 テクノロジーアート展については下記から
 https://www.facebook.com/events/1714686055433036/

・”サイバー鳴子”については下記から
 http://www.yosakoi-soran.jp/support/webshop/shop-goods_25.html

スピーカー 環境開発工業株式会社 佐々木氏

2人目に登壇した環境開発工業株式会社の佐々木氏には、「IoTを活用した産業廃棄物回収 ロス軽減による二酸化炭素削減への挑戦」と題し、企業が直面している課題(回収ロスなど)をIoTを活用することで、どう改善していくかという内容の講演をしていただきました。実例を交えた講演は大変わかりやすく好評でした。まだまだ考えなければいけない課題は多いこともわかりましたが、非常に前向きなお話しを聞くことができました。

環境開発工業株式会社の今後の活用に注目です。

・環境開発工業株式会社のホームページは下記から
 http://www.kklp.co.jp/

スピーカー KDDI株式会社 ビジネスloT推進本部 倉本氏

倉本様には「多言語翻訳システムによるおもてなしの向上」と題した講演をしていただきました。
「KDDI AI翻訳」「KDDI TV通訳」をデモンストレーションを交えて紹介していただき、医療や観光業での活用事例をお話ししていただきました。

・「KDDI AI翻訳」「KDDI TV通訳」については下記から
 http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2017/02/14/2318.html


それぞれの講演が終わった後は、名刺交換会を実施。参加していただいた皆様が、それぞれ名刺交換をしながら交流しておりました。

勉強会を終えて

はじめての取り組みでしたが、非常に盛況な勉強会となりました。
観光・環境・医療・通信・警備・運輸など様々な業界の方々が参加してくださり、おかげさまで40名の定員を満たすことができました。

トライアローでは、今後もこのようなICTやIoTに関する勉強会を開催、共催していきます。
IoTに興味がある方、お話を聞いてみたい方、業界問わず参加していただけたら幸いです。

最後に、講演していただいた皆様ならびに参加していただいた皆様、お忙しい中、誠にありがとうございました。

ICT/IoTに関するお問い合わせ先

トライアロー株式会社 札幌開発センター
電話:011-792-0217
E-mail:info_sdc@tri-arrow.cp.jp

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