契約社員と派遣社員の仕組みの違い

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2014年06月19日

この記事は2014年6月時点での内容です。
2015年9月の派遣法改正により、現状とは内容が異なっているものもありますのでご注意ください。
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主にエンジニアの派遣を行っているトライアローによる、トライアローラボ。今回は、契約社員と派遣社員の仕組みの違いについてです。一般に非正規雇用と呼ばれる両者は混同されがちですが、一度整理し、解説していきたいと思います。

契約社員と派遣社員の仕組みの違い

どちらも非正規雇用と呼ばれにあたる、一般型登録派遣社員と契約社員の違いはどこにあるのでしょうか。
ここでは、「仕組み」「仕事内容」「将来性」という観点から違いを見てみましょう。

契約社員と派遣社員の雇用の仕組みの違い

雇用関係

契約社員の労働契約(雇用契約)は勤務先の会社と結びます。正社員と同様に直接雇用になりますが、待遇は正社員とは異なり、雇用契約に期間の定めがあります。
派遣社員の労働契約(雇用契約)は派遣会社と結び、派遣先企業は派遣会社と派遣契約を結びます。派遣先企業と派遣労働者の関係は間接雇用になります。
登録型派遣の雇用期間は契約期間満了に伴い終了します。常用型派遣は派遣会社の正規雇用になるため、雇用期間は継続します。

雇用関係をどこと結ぶが契約社員と派遣社員の最も大きな違いと言えます。

指揮命令系統

契約社員は直接雇用されている会社(実際の職場)派遣社員は派遣先会社(実際の職場)の指揮命令に従います。
双方とも実際に仕事に従事している職場の指揮命令に従います。

契約社員と派遣社員の仕事内容の違い

派遣社員は、契約時に決められた業務内容に絞って業務につく場合が多くなります。
契約にもよりますが、時期によって業務が変わったり多岐に広がることは少ない傾向にあります。
また、専門技術を持つ人がプロジェクト単位で短期的に派遣される場合もあります。

契約社員は、正社員と同様にさまざまな業務に従事することが多くなります。ただし、正社員と同様の仕事や勤務体系でも、契約期間に定めのない正社員とは違い、一定の契約期間を事前に取り決めて働いています。待遇面に関しては一概には言えず、イメージされる通り契約社員の方が給与が低い場合もあれば、同水準の場合、専門職やプロジェクト単位での雇用の場合は正社員よりも給与が高い場合もあります。

契約期間満了により解雇の可能性があることは派遣社員と同様です。

他、正社員の場合は転居を伴う転勤が前提の企業でも、契約社員の場合は一事業所、もしくは同一エリア内だけの転勤というルールを設けている企業もあります。

契約社員と派遣社員の将来性

正社員として、今の職場で働いていける可能性について考えてみましょう。
契約社員も派遣社員も非正規雇用なので、会社としては契約更新を行わず雇用を中止することが可能です。
こうした雇い止めを防止する目的で、派遣社員では1年以上同じ職場に勤務した場合、希望により派遣先会社は直接雇用契約をする努力義務があります。

また、改正労働契約法の施行により、平成25年4月からは契約社員・派遣社員などの有期労働契約者について、通算5年を超えて契約更新を続けた場合、労働者が希望すれば有期雇用から無期雇用への転換ができるようになりました。
なお、常用型派遣の場合は最初から派遣会社への正規雇用ですので、これには当てはまりません。

契約社員も一般派遣社員も、非正規雇用ではありますが、継続して働くことにより、無期雇用に転換する機会を得られるようになりました。
長く同じ会社に勤めるためにも、周囲との人間関係をしっかりと構築し、会社の力になる努力が大切です。


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