システムエンジニア(SE)とプロジェクトマネージャー(PM)のキャリアパス

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2016年01月25日

転職を考える皆さんにお届けしているトライアローラボコラム企画ですが、
今回は「システムエンジニア(SE)とプロジェクトマネージャー(PM)のキャリアパス」と題しお送りします。

システム開発やソフトウェア開発の分野でエンジニアになった場合、将来的にどのようなキャリアパスが描けるのでしょうか。
ここでは昨今のエンジニア事情を踏まえながら、システムエンジニア(SE)とプロジェクトマネージャー(PM)のキャリアパスについて考察します。

システムエンジニアとプロジェクトマネージャーの違いとは?

まずはシステムエンジニアとプロジェクトマネージャー、それぞれの仕事内容を見てみます。

システムエンジニアはシステム開発においてシステムの設計を担当します。
わかりやすくいえば、ソフトウェアを作るための仕様書を作成する人のことです。
企業やプロジェクト規模により実際にプログラミングを行うこともありますが、一般的にプログラムを組むのはプログラマなので、仕様書は技術者がそれを見て作業できるものでなくてはなりません。
また、顧客から要件定義書を作るために要求を聞き出したり、ソフトウェアについて説明したりすることもシステムエンジニアの仕事に含まれます。

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトを統括し、マネジメントする人です。
顧客との折衝を通じて人員、予算、納期などを決めます。
プロジェクトがスタートすればコストやスケジュール、人員管理を行って進捗状況をコントロールしていきます。
多くは課長や係長クラスの管理職で、決裁権限を持っています。

システムエンジニアとプロジェクトマネージャーの違いは、
まずプロジェクトマネージャーはシステムエンジニアを管理する立場にあるということです。
多くは上司と部下の関係でしょう。
システムエンジニアは現場のチームリーダーであり実作業の責任者、プロジェクトマネージャーはその上に立ってチーム全体を管理しています。

システムエンジニアのキャリアパスはプロジェクトマネージャーだけじゃない

古くから見られるケースとしては、最初はプログラマとしてスタートし、次にシステムエンジニアとなり、
やがて管理職に就いてプロジェクトマネージャーとなる、というキャリアパスのルートがあります。
しかし昨今はシステムエンジニアとしてキャリアを積んでもプロジェクトマネージャーへは進まず、
そのままシステムエンジニアとして専門スキルを磨いたり、
フリーとして独立したり、ITコンサルタントなどの道へ進む人も増えています。
システムエンジニアのキャリアパスは、それだけ多様化しているといえます。

また、最近目にするのがシステムエンジニアとプロジェクトマネージャーの中間的な存在であるプロジェクトマネジメントオフィス(PMO)と呼ばれる存在です。
プロジェクトマネージャーはプロジェクト以外にも、コストや人員といった管理・マネジメントも担うため、業務領域の広さや負荷もそれなりです。
そこで、プロジェクトマネジメントオフィスは工程の進行管理等の一部を担当することでプロジェクトマネージャーの補佐を行い、場合によってはコーディングなどの作業にも手を貸すといったオールマイティーな役どころを担います。
特にいくつものプロジェクトが関連し合いながら並行して進んでいたり、大型化・複雑化している環境で働いたりする場合には、システムエンジニアを経てプロジェクトマネジメントオフィスになるといった新たなキャリアパスも視野に入ってくる状況となっています。

プロジェクトマネージャーになるなら、求められる能力は?

プロジェクトマネージャーになるために求められる能力としてよく言及されるのがコミュニケーション能力です。
しかしコミュニケーション能力とはかなり曖昧な部分を含む言葉です。
話術に長けていればコミュニケーションスキルが高いというわけではなく、その人なりのリーダーシップの取り方や説得術、咀嚼力、柔軟性なども確立されているかどうかが重要でしょう。
コミュニケーション能力はある日突然身に付くものではありませんので、システムアンジニア時代から日々身に付ける努力をしておくとよいでしょう。
また全体を俯瞰的に見ることのできる力、スケジュール管理能力、コスト感覚、判断力や決断力といったものも必要です。

キャリアパスごとの年収の違い

一般的にシステムエンジニアの年収は400~500万円台ともいわれます。
その後、プロジェクトマネージャーに昇格すれば年収600万円台へと上がり、キャリアを積めばさらに収入はアップしていく傾向にあるようです。
ただし、これは正社員雇用の場合の一例で、就業形態、企業規模、業種などによっても金額は異なってきます。

フリーのシステムエンジニアでは、スキルや任される仕事の内容によっても変わりますが、年収は600万円以上にアップすることもあるようです。
また、プログラマに近い仕事になりますが、モバイルアプリなどを開発してヒットさせれば年収1000万円を超える可能性もあります。
なお、プロジェクトマネージャーはプロジェクトマネージャーの補佐的な役割なので、システムエンジニアより若干高い年収であることが一般的のようです。

以上、昨今ではシステムエンジニアにも多様なキャリアパスのルートが開けていることがおわかりいただけたでしょうか。
適性や将来設計と照らし合わせながら、自身にとって最も満足できる道を選択するといいでしょう。


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