未経験者がシステムエンジニアになるには

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2014年08月06日

転職を考える皆さんにお届けしているトライアローラボコラム企画ですが、今回は、「未経験者がシステムエンジニアになるには」と題しまして、エンジニアの中でも人気職種であるシステムエンジニアになるために必要な資質やスキルについて解説していきます。


いわゆるエンジニアと呼ばれる職種のひとつに「システムエンジニア」があります。
システムエンジニアはどんな仕事を担うのか、未経験から始めることはできるのか。今回は、システムエンジニアについてご紹介します。

システムエンジニアの仕事

SEという名称で知られるシステムエンジニアは、主にコンピュータシステムを設計する技術者を指します。ユーザーの要求を叶える「システム」を作り出すことが主な業務内容です。
まずはユーザーの要望を聞き出し、そのシステムが実現可能かどうか、可能な場合どの位の期間・人数で進めていく必要があるか、という設計図を描いていかなければなりません。
ユーザーの思い描くシステムが100%実現できないことも考えられます。そういった場合の臨機応変な対応や別のシステムを瞬時に提案する力も求められます。

企業全体をコントロールするという意識を持って

ある一部分を変更すると現在のシステムの別の部分に影響を及ぼす可能性があることを考慮したり、その他の部分にも別の影響が出る可能性があることを考えながらプログラム言語を組む必要があります。
プログラミングの技術スキルは徐々に学んでいくことができますが、こういった考え方をする癖を最初からつける必要があります。
システムエンジニアになるには、全体像を捉えながら仕事に臨む視野の広さが重要なのです。

設計図完成後、コーディング作業へ

さまざまな角度から検証し、実際に設計可能なシステムの設計図ができたら、いよいよコーディング作業です。C言語やJava等のプログラミング言語を使って、実際にプログラミングを進めていきます。
そして、その後完成したシステムが、設計図通りのものに仕上がっているかなどの調査までを担います。もしミスが見つかった場合には、原因を調査・修正してから企業に納入します。

資格がなくても、未経験からでもなれる、システムエンジニア

「設計図を描く」「全体像を把握する」といった、いかにも経験者にしかできないような仕事内容ですが、システムエンジニアになるために必須の資格や経験はありません。コンピュータシステムやプログラミングなどのITスキルに興味や関心があることが最も必要なことだといえます。
また、理系出身者が多いというイメージがあるかもしれませんが、システムエンジニアには実は文系出身者が多いのです。社員研修システムも充実している企業も多く、理系・文系に関係なく基礎知識を身につけられる環境が整っているのも大きなポイントです。
企業によっては、独学の知識があるよりもゼロから学んで、その企業の「やり方」を習得してくれた方がいいという考え方もあるようです。

経験がないから、と諦めずに、「やりたい」「なりたい」という熱意を伝えることが、システムエンジニアになる一歩なのです。


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