未経験者がシステムエンジニアに転職するときにあると優遇される資格

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2014年08月14日

転職を考える皆さんにお届けしているトライアローラボコラム企画。今回は、「未経験者がシステムエンジニアに転職するときにあると優遇される資格」と題してお送りいたします。
システムエンジニアをこれから目指す方向けの資格や、現在すでにエンジニアと就労していて、さらにスキルをあげたい方に向けた資格について解説していきたいと思います。

未経験者がシステムエンジニアに転職するときにあると優遇される資格

未経験からシステムエンジニアになるために必須の資格や経験は特にありません。しかし、転職の際にアピールポイントとなる資格はあります。せっかくのチャンスをほんの少しの差でライバルに奪われないためにも、資格取得を視野にいれてみるのもよいでしょう。

未経験でも取得しやすい資格

システムエンジニアに未経験から挑戦する場合に「強み」となる資格をご紹介します。
まずは、「ITパスポート試験」です。社会人として必要な情報技術スキルが身に付いていることを認定する試験です。こちらは、比較的難易度が低いといわれており、100時間程度の勉強で取得可能といわれています。

次は、「基本情報技術者試験」です。情報技術に関する基本的な知識はもちろん、技能を備えていることを認定する資格です。取得するためには、ひとつのプログラミング言語を実践的に活用できるレベルまで習得する必要があります。
システムエンジニアになるための基盤があることを証明できる資格となるため、入社前に取得していない場合は、入社後に取得を義務付けられることもあるようです。

リードをアピールできる+αの資格取得を目指す

基本情報技術者試験に続いて取得を目指したいのは、「応用情報技術者試験」です。技術者として、知識・技術の応用がきくレベルに達し、信頼性の高いシステム構築ができる能力があることを認定する資格です。
この資格を取得することで、実務経験はなくても、技術面で即戦力となり得ることを企業にアピールできるのです。企業によっては、入社後の給与や昇格にも影響してくることがあるようです。
これらの資格は未経験でも比較的取得しやすいと言えます。

入社後に企業が求めるスキルに合わせて

上記以外にもシステムエンジニアとしてスキルアップに役立つ資格は数多くあります。
しかし、未経験者には取得が難しいものが多く、また、入社後に必要な資格かどうかは担当する業務内容によって異なります。そのため、その後の資格取得は実務を通して、必要なものを見極めてから取得するとよいでしょう。

資格取得ばかりにとらわれず

資格取得は技術のアピールにはとても有効です。しかし、未経験者がシステムエンジニアへ転職する際に重視されることは、技術的な面よりもコミュニケーションスキルや業務への興味や熱意です。
面接では自分の意思、やる気をはっきりと分かりやすく伝え、質問に対してスムーズな回答をすることがとても重要です。システムエンジニアの素質があることを、あなたらしい言葉でアピールしてください。

取得することで自信をもって転職に挑む選択肢もありますし、転職活動に専念して就職後に取得を目指す選択肢もあります。自分に合った方法で、システムエンジニアとしての一歩を踏み出してください。


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