派遣就業でミスマッチを起こさないためのポイント

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2015年05月11日

転職を考える皆さんにお届けしているトライアローラボコラム企画ですが、今回は、「派遣就業でミスマッチを起こさないためのポイント」と題しお送りします。

派遣先の企業で「思っていた仕事内容と違う」というミスマッチは少なくありません。ではどのようにすればミスマッチが起こらないのでしょうか。ここでは、ミスマッチの原因や対策をご紹介します。

業務内容のミスマッチについて

希望していた業務内容と実際の業務内容が異なった場合、やる気がなくなり能率が下がってしまうだけでなく、場合によっては苦痛を伴いストレスの原因になります。
業務内容のミスマッチが考えられる主な原因としては、企業側が必要としている希望条件の情報、また派遣される人材のスキル情報等、それぞれの確認が少ないことが挙げられます。

派遣会社側は、受け入れる側の企業がどんな人材を希望しているかを把握した上で、求職者の情報をより正確に把握し、求職者側も、自分がどのようなスキルや経験があって、働く上で何を重要視するかを伝え、情報を明確にすることが大切です。

ミスマッチを起こさないために

就業後、ミスマッチが起きがちな項目として「給与・待遇」「仕事内容」「社風」等があげられます。

働く上で何を重要視するのか(仕事内容、給与、勤務地 等)や、自分が何を目指して、どういったポジションで働きたいのか、また、どういった経験があって、どの範囲で技術が生かせるのかを求職者自身、現状と先々のビジョンを明確にしておき、仕事を選ぶ必要があります。

とはいえ、明確なビジョンを持って働くという事はなかなか難しいことです。生活の状況によって働く上で優先しなければいけないことも変わってくるでしょう。もしビジョンが定まらないようであれば、派遣会社の営業マンやキャリアカウンセラーなどに相談をするというのも一つの手です。

どういった派遣会社を選ぶか重要

派遣サービスを取り扱う会社はたくさんあります。中には単なる募集要項と履歴書を擦り合わせただけのマッチングをしている会社もあります。

前出のミスマッチを起こさないためにも、派遣会社を選ぶ時の指標として以下の点を持っているとよいでしょう。

  • 自分が働きたい業界や職種の求人をたくさん持っているか
  • 就業前に、キャリアビジョンを共に描いてくれるか
  • スキル不足であっても、事前勉強や現場でのOJT制度などでフォローしてもらえるか
  • 就業中にキャリアビジョンや就業上の優先事項が変わった場合でも、相談できるか、またはそれに対応できる案件数・幅を持っているか

派遣社員のミスマッチに関わるトラブルは少なくありません。上記の観点で派遣会社を見極め、自分のやりたい業務やスキル、就業上での優先したいこと等条件を的確に派遣会社に伝えることが、まずは自分のできる最初のミスマッチ対策ではないでしょうか。


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