名古屋 大正ロマン旅

2017年02月23日 名古屋支店ブログ  その他

立春を迎えたとはいえ、なお厳しい寒さが続いていますが、
お元気でお過ごしでしょうか。
トライアロー株式会社 名古屋支店です。

今回は、名古屋に残る大正時代に作られたモダンで素敵な建造物を紹介したいと思います。


◆文化のみち双葉館
 場所:愛知県名古屋市東区橦木町3丁目23番地
 開館時間:午前10時~午後5時 (貸室は午後8時30分まで使用可)
      12月29日~1月3日、月曜日休み(祝日の場合はその翌日) 
 入館料:大人200円、中学生以下は無料 ※橦木館との共通券で320円
 URL:http://www.futabakan.jp/

閑静な住宅街のなかに突如あらわらるオレンジ屋根の洋館。
ここは、日本で初めての女優 川上貞奴と福沢諭吉の次女の婿で大同電力株式会社の初代社長の福沢桃介が、大正から昭和初期にかけて暮らしていた邸宅を移築・復元した建物です。
館の中は、貞奴の関連資料を展示するとともに、郷土ゆかりの文学資料の保存・展示を行っています。
ところどころにステンドグラスがあしらわれ、とても美しい館内です。大正時代にできたとは思えない広々とした和洋折衷のモダンな建物に魅了されました。



◆文化のみち橦木館
 場所:愛知県名古屋市東区橦木町2丁目18番地
 開館時間:午前10時~午後5時 (貸室は午後9時まで使用可)
      12月29日~1月3日、月曜日休み(祝日の場合はその翌日)
 入館料:大人200円、中学生以下は無料 ※双葉館との共通券で320円
 URL:http://www.shumokukan.city.nagoya.jp/

 先ほどの双葉館から10分ほど歩いたところにある、文化のみち橦木館。
ここは大正末期から昭和初期に輸出陶磁器商、井元為三郎によって建てられました。
入ってすぐに旧食堂・応接室を利用して作られたカフェがあります。テラス席もあるので、立派なお庭を眺めながら散策の休憩も出来ます。
館内奥に入っていくととても広々とした和室が広がり圧巻です。当時の台所も残っており、まるで大正時代にタイムスリップしてきたようです。



◆揚輝荘
 場所:愛知県名古屋市千種区法王町2丁目5番地17(南園)、21(北園)
 開館時間:午前9時30分~午後4時30分 (貸室は午後8時まで使用可)
      12月29日~1月3日、月曜日休み(祝日の場合はその翌日)
 入館料:大人300円、中学生以下は無料
 URL:http://www.yokiso.jp/

 揚輝荘は、大正から昭和初期にかけて株式会社松坂屋の初代社長代伊藤次郎左衛門祐民によって建てられた別荘です。
かつては迎賓館、社交場として使われていました。
揚輝荘では、ボランティアガイドさんもおり、入館するとさまざまな裏話を聞きながら建物の見学ができます。
館内はタイ・カンボジア・インド・中国の様式が使われており、外国にきた気分を味わえますよ~!
特に地下の部屋はわたしのお気に入りスポット!とても神秘的ですので、ぜひその目で見て頂きたいです!
まだまだ謎が解明されていないところがある揚輝荘は、冒険心もくすぐられるところでした。



以上、いかがでしたでしょうか。
観光場所があまりないと言われる名古屋ですが、実はこんなに魅力的な建物が残っているんですよ♪
名古屋に来られる際は、ぜひ立ち寄って大正の文化を感じてみてくださいね!

寒さがまだまだ続きそうですが、ご自愛専一のほどをお祈りいたします。