「チアダンスインストラクター・五十嵐有貴さん間宮結香さん」さっぽろ村ラジオ トライアローSAPPORO応援情報コーナー

2015年04月17日 北海道支店ブログ  コラム

こんにちは!トライアローの森です!

今回のさっぽろ村ラジオ トライアローSAPPORO応援情報コーナー、
ゲストはKids Cheer Dance POMの代表、指導の五十嵐 有貴さんと同じく指導員の間宮 結香さんにお越しいただきました。

チアダンスの世界って華やか?その裏ではどんなことをしているの?
インストラクターっていう職業はどんな仕事?をお聴かせいただきました!


◆◆◆今週のゲストはKids Cheer Dance POMの代表、指導の五十嵐さんとインストラクターの間宮さんにお越しいただきました!
よろしくお願い致します~!

ーーーーーこんにちは、宜しくお願い致します!


◆◆◆お二人は今ダンスインストラクターとしてお仕事されていて、他にもダンスチームにも色々と貢献されているんですか?

五十嵐さん:今は指導メインですが、以前はプロのスポーツチームで専属として踊らせていただいておりました。

◆◆◆プロスポーツチームのチアダンサーはとても狭き門ですよね。
ファイターズやコンサドーレ、レバンガ北海道…数は限られてますもんね。

僕も野球やバスケの試合でチアダンスをしているみなさんを見たことはありますけど、相当な運動量ですよね。

五十嵐さん:そうですね、若かったからできました笑 ここだけの話ですけど笑


◆◆◆ほんと息が上がりそうですよね笑
ファイターズやレバンガ見ていると本当に踊り続けてますしね。
でも、ずっと笑顔で踊ってるので、こっちも笑顔になります。

五十嵐さん:本当ですか?ありがとうございます。
もしかしたら試合には直接関わらないことかもしれないですけど、踊ることで球場だったり、会場の中でチームや選手、応援している方々が一体となればいいなと思って踊ってました。


◆◆◆チアダンスもチームの一員ですよね。
ダンスって色々ジャンルがあると思いますけど、その中からお二人がチアダンスを選んだ理由ってなんですか?

間宮さん:私は兄がいるんですけど、サッカーをやっていて、そこの試合会場に来ていたチアダンスを目にして始めたのがきっかけでした。
チアダンスってポンポン持って踊るのが基本なんですけど、やっぱり女の子ってキラキラしているのに惹かれますし、綺麗なお姉さんが笑顔で踊っているのをみていいな~っって思って。

◆◆◆女性はそういうところ好きですよね。五十嵐さんはどうですか?

五十嵐さん:私はバトントワリングから入ったんですよね。そこからチアダンスに入っていった流れです。
本格的にチアダンスに触れたのは間宮に比べると遅めなんですけど、チアダンスを始めた頃にすごく感じたことは、HIPHOPだったりジャズダンスだったりバレエだったり、それぞれのジャンルが組み合わさったのがチアダンスだなって思いました。

なので、私たちの体験に来られた子供たちやその保護者にいつもお伝えするのは、子供が大きくなったときに、HIPHOPをもっとやりたいだとか、クラシックバレエの道に進みたいってなったときにチアダンスを経験しておくことで、それぞれの特化したジャンルに行きやすいっていうのを感じたんです。
何故チアダンスの指導員なんですか?って聞かれたときにはそれが一番にあって、私自信もチアダンスにもっと早く触れる機会があればもっと得意なダンスのジャンルが広がったんだろうなって想いがあって。

◆◆◆今では中学校ではダンスが必修科目ですし、幼少の頃からチアダンスをやるっていうのは尚更意味のあることになりますね。

五十嵐さん:そうですね。学校の授業でも入りやすくなると思います。それとHIPHOPとジャズダンスだとテンポの取り方が逆だったりするので、そういった意味ではオールマイティに動けるチアダンスはオススメかなって思います。

◆◆◆そうなんですね。五十嵐さんがやっていたバトントワリングは鉄の棒を持って踊るんですよね。逆にチアダンスはどんなところで表現力を出すんですか?
例えば顔とか表情とか。

間宮さん:顔ってすごく重要ですよ!
あと、音楽に合わせて見せ方は変わりますし、その人それぞれ曲の感じ方は違うので、表現の仕方も変わりますね。
プロスポーツの応援としてのチアとなれば、笑顔が絶対で、明るく盛り上げますけど、チアダンスをイベントでパフォーマンスするってなれば会場の雰囲気に合わせたり、シリアスな雰囲気な曲ではかっこ良くするっていう表現が必要になったりって変化していきます。

◆◆◆なるほどですね。
ダンスの技術って部分ではどうですか?

五十嵐さん:そうですね、技術の部分ではキックだったりジャンプだったりって色々あります。
チアリーディングと違って組み体操的な、アクロバティックな動きは少なくなるんですけど、そのかわり手脚のつま先まで意識したダンスだったりっていうのはチアダンスの表現では重要ですし、見どころの一つだったりします。
あとは、チアダンスといえばラインダンスって言えばイメージがつきやすいかと思います。みんなで肩を組んで前脚をだすやつです。

◆◆◆はいはい、ありますね!
ダンスってリズム感とか色々必要だと思いますけど、誰もが努力すればやれるようになりますか?

五十嵐さん:もちろんです。やっぱり柔軟性と筋力がある程度ついてないとできないですけど、練習すれば誰もが絶対にできるようになります。

◆◆◆大変そうですけど、そうやって乗り越えることを子供たちは楽しんでるんでしょうね。
生徒はたくさんいますけど、それぞれの年齢層にどうやって指導しているんですか?

間宮さん:クラスが分かれているんですけど、対象の年齢の子供たちに合わせてます。幼少の子供には言葉も優しく、「脚を上げるんだよ」「つま先を伸ばすよ~」って教えるんですけど、中学生はある程度柔軟運動なんかもわかってますし、筋力もついてきているので、どんどんシゴいてます笑

大きくなったら行く行くは、私たちがやっていたようなプロスポーツチームのチアダンスだったり他のダンスにチャレンジしたり、そういった事につながるように教えています。

五十嵐さん:うんうん、そうですね。
ダンス人口は増えているので、長くダンスを続けていてもこれからはプロチームでチアダンスをやるっていうのは私達がやっていたころよりも、より狭い門になると思うんですね。

その中で、今教えている子供たちみんながみんなチアダンスの道に進むとは限らないので、今一番大事にしていることとして、例えば挨拶だったり、礼儀作法だったり、立ち振る舞いっていうチアダンス以外で将来役に立つようなことまで指導できれば、子供たちが将来大きくなったときに所属していて良かったなって思えると思うので、そんなチーム作りをしています。
時には楽しんだり、時には悩んでもらったりっていうことを子供たちには体験してもらうようにしてますね。

◆◆◆それは保護者の目線からみてもとても意義のあることになりますね。
それに、人前にでて踊るっていうことはとても勇気のいることですから、子供たちにとってとてもいい経験ですね。

五十嵐さん:今は人前にでて何かを喋るとか何かを発表するっていう場面が少なくなっているのかなって思いますので、そういった意味では前に出て自分を前に前にアピールしていくっていうのは子供たちにとっていい経験になっているかと思います。

◆◆◆3歳から中学生まで幅広く指導していますが、工夫していることなんかはありますか?

五十嵐さん:小さい子供だと、泣いちゃったりしてしまうこともあるので、教室内では、「お母さんのところにいつでも戻っていいよ」っていう環境を作りながら少しずつ少しずつ教えてたりします。
それとチームメンバーが増えてきているので、上の子が下の子の面倒を見るっている体制をとても大切にしているんです。
いつも怒っている私なんかが優しく声をかけてもダメな時もあるので笑、優しい上のお姉ちゃん達がどうしたの?って優しく話かけてくれる方がよかったりすることで、チーム内のコミュニケーションも図れて、上下の関係もすごく良くなっていますね。

◆◆◆下の子供たちが大きくなって先輩になったときに同じ動きをしてくれるっていうのもあると思いますし、とても良い循環ですね。
ただ、踊るだけではなくてチームとして何を表現するのかっていう部分でも普段のコミュニケーションが重要ですよね。

五十嵐さん:そうですね、チームの普段の雰囲気はそのまま踊りにでるんですよね。
チームのコミュニケーションがうまくいっていないと、何かあった時にもうまくいかなくなるんですね。会場が予定より狭かったり、誰か欠けたりとか。
そういう時に普段からコミュニケーションがしっかりとれていて、意思もひとつになっていれば、柔軟に対応できたりします。



◆◆◆インストラクターをやっていて大変なところってどんなところですか?

五十嵐さん:華やかなようで、すごーく地味なんですよ。
それこそ今年の一月に発表会を開催させていただいたんですけど、舞台構成、プリント作成、会議、ご挨拶、ポンポンを作ったりとかとにかく地味な作業が多いです。レッスンと踊っている時だけ華やかです笑
昨日もポンポンを夜な夜な作ってました笑
そういったギャップは周りからみたらあまり見えないとこかもしれないです。

ちなみにレッスン以外で間宮と二人で会ったらお互い化粧も薄くて、地味すぎて誰にも見せれないです笑


◆◆◆オンとオフもすごく大事ですね笑

五十嵐さん:昔はオフのスイッチを入れることが出来なくて、ずっとON状態。
本当に疲れすぎて泣いちゃったりしてましたけど、今はさすがにしっかりオフモードにしてコントロールしてます。オフモードの自分は誰にも見せれないですけど笑

◆◆◆そうなんですね笑
イベントも5月に控えてますが、今回はどちらでやるんですか?


間宮さん:今回は札幌駅の地下歩行空間北3条広場で開催されます。
5月5日(火)子どもの日にイベントを開催します。
子どもと家族、女性向きのイベントになってまして、チアダンスチームPOMと姉妹チームのBUNNYのパフォーマンスもやります。
他にもイベントブースもたくさん用意してますので、盛りだくさんとなっています!

是非、いらっしゃってください!


◆◆◆このイベントは誰でも見れますので、チアダンスがどういったものなのかライブで見てほしいですよね。

五十嵐さん:そうですね。これを機会に色んな方々に見てほしいなって思ってます。


◆◆◆それでは、最後にチアダンスが気になるっていう方にメッセージをお願いします。

五十嵐さん:今の時代、ダンスなど色々発表するものはありますけど、少しでもダンスに興味があって、何かアピールしたいっていうお子様がおりましたら、チアダンスを見にまずはお越しいただきたいと思ってます!

間宮さん:3歳~中学生まで幅広くおりますので、何かお子様にチャレンジしてほしいっていう親御様がいらっしゃいましたら、是非華やかなチアダンスの世界で活躍してほしいと思ってます!


◆◆◆今日はありがとうございました!

五十嵐さん 間宮さん:ありがとうございました~!!



今日は五十嵐さんと間宮さんとお話しをしていて、チアダンスの魅力がとても伝わってくる番組でした。五十嵐さんが率いるチアダンスチームPOMでは、ダンスだけ身につけるのではなく、チームビルディングだったり、コミュニケーションだったり、マナーだったりも学ぶことできる。それらは、子供たちにとって将来とても役に立つことばかりだと思いますし、幼少時代に学校という環境以外で『チームで何かをやり遂げる』というのはきっと社会にでてから大きな糧になるでしょうね。

またチアダンスのインストラクターの仕事はダンスの技術などを教えていくことが一番最初にくるといった印象がありましたが、お話しを聞いてみるとメインは何よりも子供たちが楽しめる環境作りでした。
子供たちがやらされていると思ってやるのではなく、子供たちが大変なことすらも楽しんで、チアダンスをやりたいって思える環境作りを意識しているんだなということがとても感じました。
チアダンスの第一線で活躍されていたお二人が、指導者としてたくさんのチアダンサーを輩出していくかとおもいますので、これからも要注目です!

五十嵐さん、間宮さんありがとうございました!!



5月5日(祝・火)『oh!soto de JAM』
札幌駅地下歩行空間北3条広場 Bunny13:00~13:30、 POM16:00~16:30の出演です!
チームのホームページはこちら!!
http://札幌ダンス.jp