「ヘアメイク・對馬友理さん」さっぽろ村ラジオ トライアローSAPPORO応援情報コーナー

2015年03月20日 北海道支店ブログ  コラム

今週はヘアメイクとして活躍されている對馬友理さんにお越しいただきました!
ヘアメイクやボディジュエリーのヴュエリストとして事業を展開されている對馬さん。
ヘアメイクとしてのお仕事やフリーランスとしての活動について色々とお聞きいたしました。





◆◆◆今週のゲストはヘアメイクとして活躍されている對馬友理さんにお越しいただきました。

-----宜しくお願いいたします!對馬です。

◆◆◆まずですが、ヘアメイクさんのお仕事ってどんなことがあるのかお聞きしたいのですが、
普段はどんな職務が多いんですか?

-----私は、フリーランスなのでヘアメイクとしての活動の幅が広くて、専門学校の講師やブライダルの現場で撮影、他には「HANANINGEN」というのがありまして、札幌の女性のFacebookプロフィール写真を綺麗にしよう!
北海道に自然を増やしたい!自分の好きな花を見つけて欲しい!というプロジェクトで、お花屋さんでヘアメイクをしていたりしています。


◆◆◆お花に合わせたメイクをされているんですか?

-----そうですね。Facebook上に載せるプロフィール写真を取るということで、コンセプトとして札幌の女性が、好きな花を使って綺麗に撮影する、というのがありまして、一本花を選んでいただいて、それに合わせたヘアメイクの要望を聞きながらやっています。




◆◆◆何度かFacebookで見かけましたが、本当に皆さん綺麗に撮ってもらってますよね。

-----すごい面白い作品ができるので良い経験をさせてもらってます。
やっぱりヘアメイクというとお客様の良いところを引き出そう、似合わせるというのがあるんですけど、「HANANINGEN」についてはお花を頭につけるというのは日常ではないですし、アートとして作り上げる作品でもあるので、リアルタイムでどんどん変わっていくことがよくあるんです。
だから、出来上がった時に印象が変わったなっていう時は、そこからリップの色を変えたり、ヘアメイクを少し変えたり、花に合わせたメイクをしたりしています。








◆◆◆やっぱり女性の皆さんはワクワクしながら見ているんですか?

-----そうですね、やっぱりメイクもいつもと違う雰囲気になるのもありますし、「写真で見て自信がついた」だとか、「こう言う風にメイクを変えてみます!」って言ってもらえたりとか、一般のお客様と直接1時間近くの枠でメイクについてお話する機会もあまりないので、意見を聞いて提案してあげるというのが、とても楽しいです。


◆◆◆撮影された皆さんはほんとに良い経験されているんですね。

-----中々プロの方からヘアメイクをしっかりして、撮影をしてもらうという機会がないので、皆さん喜んでくれてます。
「HANANINGEN」も今では、1,500人ほど予約待ちの状態なので、ヘアメイクアーティストを増やして毎日のようにやっていますよ。


◆◆◆こういったFacebookだったり、SNSのプロフィール写真をちょっとアーティスティックに撮りたい、載せたいっていう人は多いんですね。

-----札幌の女性は東京に比べると内向的な性格の人が多いってイメージがあるので、こう言う風に「綺麗にプロのカメラマンに写真を撮ってほしい!」って自分で言ってくれる人の需要ってどれくらいいるんだろう?って思ってたんです。
でも、やっぱり女性って綺麗になることが好きですよね。


◆◆◆地域は関係なかったんですね。

-----そうそう、本当にそれが嬉しかったですね。
「友達がやっている人がいるんですけど、私もやってみたいから着ました!」っていう人もいたりして繋がりが繋がりを生んで、たくさんの方にやってもらえてやりがいも感じてます。


◆◆◆これはどういうきっかけで始めたんですか?

-----主になってやっているのが、ガノーフローリストというお花屋さんなんですけれども、カナダでずっとお花屋さんをしていて、「自然と人間の調和」というのをすごく感じている方で、札幌は自然が近くにあるのに、自然に興味がある方がほとんどいないっていうのをずっと疑問視されていて。
別の撮影プロジェクトでその方には会っていたんですけど、一回試し撮りでスタジオを借りてHANANINGENの撮影をさせてもらったら、参加したメンバーが全員ハマってしまいました。
お花のパワーだったりとかそういうものに凄く魅了されてしまったんです。
その撮影した方のFacebookのページを見た人が「やりたい!」って何人もの方から連絡があって、そこからどんどんプロジェクトが大きくなっていきました。


◆◆◆一枚の写真からものすごく多くの人を魅了して、今でも拡散され続けてるんですね。
中々自然と調和されて撮影をしてもらう機会っていうのはないですよね。

-----そうですよね。
ましてや、頭にお花を乗っけることっていうのは日常ではあまりないですもんね笑


◆◆◆せいぜいタンポポを髪に差すくらいかも笑

-----たしかに笑


◆◆◆對馬さんはヘアメイクの道に進まれたのはなぜですか?

-----元々は美容師の仕事をしていまして、その時はカットだったりカラーだったり、家に帰ってからも再現してもらえることをイメージしたり、っていうように「髪の一部だけをプロデュースしている」っていうニュアンスだったんですよね。

でも、美容師として撮影したり作品を作ったりしていく内に、ヘアだけじゃなく、メイクも含めて変えれるようにしたいなっていう気持ちも強くなって。

お客様のセルフプロデュースをすることで、お客様の自信にも繋がりますし。
そこで、トータルコーディネートでプロデュースしていくことが必要なので転身を決めました。


◆◆◆トータルでメイクも含めて女性を輝かせたい!と思ったんですね。
對馬さんが見て、人のメイクをこうしたら良いのに!って思うことはあったりするんですか?

-----こうしたら良いのにっていうより、こっちの方が似合う!っていうのはあります。
お客様で「メイクを何十年も変えていない」「普段メイクはあまりしない」っていう方もいらっしゃるんですが、すごく輝ける要素がまだまだあるのにって思うんですよ。私にメイクさせてほしいって笑


◆◆◆對馬に任せてほしい!っていう笑

-----そうです笑
やっぱりちょっと変わるだけで、女性って気持ちがすごく変わりますよね。


◆◆◆おしゃれをすると女性ホルモンが活性化するって言いますもんね。

-----そういう時に男性が褒めてあげるとさらに女性は輝くんですけどね笑


◆◆◆あっ…はいっ…笑
女性を輝かせるってとてもやりがいがありそうですね。
他にはどんなところにやりがいとか魅力があるんですか?

-----今の場合ですと、撮影現場だったり、ファッションショーをやるっていった時に、自分が考えている以上に、たくさんの色々なプロの方が集まってひとつのモノを作り上げていくので、みんなのパワーで作り上げていくっていうのと、自分の表現したいことを出すっていう場が、ヘアメイクだったり、みんなそれぞれあって、そこからひとつのモノが出来上がっていくというが、現場によって様々なのでとても魅力を感じながら仕事をしていますね。








◆◆◆ライブ感っていうのが現場にはあるんですね。
逆に大変なことってなんですか?

-----メイクに対して固定概念だったり、ネガティブな印象を持っている方にポジティブに考えてもらえるようにするのが、難しかったりする時もありますね。

例えば、目を大きくみせたくてアイラインを上と下にひいて目を囲う方っていう固定概念をもっている方は本人は中々変えれないんですよね。

でも、実は下にひいちゃうと目って小さく見えてしまったりするんですよ。
そういうことをカウンセリングをしていって、お客様が心を許してくれるようにしてもらったりすることが難しかったりします。


◆◆◆そうなんですね。
對馬さんがやっておられるボディジュエリーはどんなモノなんですか?

-----ボディジュエリーは手や顔の肌につけるキラキラのアートなんですけど、色は100色近くあって、ちゃんとケアしてあげれば1週間ぐらい落ちないので、肌に安全なジュエリーです。


◆◆◆コンサドーレ札幌やレバンガ北海道のチームロゴも手がけてますよね。
サポーターにも人気なんですか?

-----汗とかで落ちることもないので、とても重宝してもらってます。
コンサドーレのイベントやレバンガのイベントでもやらせてもらったんですけど、スポーツとかかわることも普段へアイメイクでは無かったので、それを通じて北海道のプロチームと関わるのは本当に楽しいです。


◆◆◆またそれをきっかけに新しい女性層のファンも増えるっていうこともありますよね。

-----それは本当に目標にしていて、キラキラしているボディジュエリーをつけて応援していると、自分自身もテンションが上がったので、そういう女の子サポーターチームをたくさん作りたい笑、って思ってます。


◆◆◆それはいいですね笑
へアイメイクの仕事が、色んな分野に広がっていくっていうのは本当にすごいなって思うんですけど、これからへアイメイクの仕事をしたいっていう人も色んなところに目を向けてもらうとすごく刺激があるかもしれませんね。

-----私も色んな人と関わることで、本当に毎日勉強させてもらってます。


◆◆◆最後にヘアメイクを目指している人達へ伝えるとしたらなんですか?

-----ヘアメイクが好きなら誰でもできます!
でも技術職は下積み時代があったり、練習があったり、メイクもトレンドはどんどん変わりますから、勉強を途中で辞めてしまったり、諦めたりしてしまうとそこで終わりだと思うんですよね。
でも好きならどんなことでも乗り越えられます!


◆◆◆ありがとうございました!

-----ありがとうございました!


對馬さんとお話ししていると、ヘアメイクに大事なことは人を好きになることなのかなと感じました。
ひとつひとつの仕事を大事にされていて、また一人一人との出会いもとても大事にされていて、そこから生まれた繋がりによってたくさんの人を幸せにしているという對馬さんにとても魅力を感じる時間でした。

對馬さんありがとうございました!