「飲食店経営・米山歩美さん」さっぽろ村ラジオ トライアローSAPPORO応援情報コーナー

2015年02月20日 北海道支店ブログ  コラム

こんにちは、トライアローの森です!
今週のさっぽろ村ラジオのゲストは「ごはんとおやつの家 現地集合」のオーナー米山歩美様にお越しいただきました。
米山さんは保育士や医療事務の仕事をしながら、飲食店で夜働き、そこで得た味やノウハウを現在のお店「現地集合」で活かされてるとのことです。
今回は飲食業界で働くことの楽しさや店舗経営などについて、お話しをお聞かせいただきました!





◆◆◆今週のゲストは、「ごはんとおやつの家 現地集合」のオーナーの米山歩美様にお越しいただいております。米山様、宜しくお願い致します!!

-----宜しくお願い致します。

◆◆◆昨年10月にオープンされたんですね。
お店の名前ですが、とてもインパクトありますよね?
店名が「現地集合」といったお名前ですが、何故こういった店名にされたんですか?

-----それはですね、以前から一人でも多くの人に集まっていただきたいと思ってまして、集いの場を作りたかったんです。

◆◆◆素晴らしい意味あいですね。そこで集合した人達が新たな輪を作っていくといった感じですか?

------そうですね。
元々、学生の頃から小、中、高、専門、社会人で全ての色んな幹事なんかをしてまして、いつも予約とか全部やってまして、それも大変だったのでみんなに「現地集合に現地集合してもらう」という意味もあります笑

◆◆◆なるほど笑 そうなんですね。
ごはんとおやつのお店ということなんですけども、メニューのラインナップもたくさんですね?おすすめはなんですか?

------やっぱりこだわりのあるザンギ定食ですね。
私は飲食業界に20年程携わっているんですけど、色んなお店の美味しいメニューや自分が足を運んだお店でレシピを教えてもらったりし続けてまして、そのたくさんのレシピから調合して自分が美味しいと思った味を作り出したザンギなんです。




◆◆◆それは絶対おいしいですよね!唐揚げとかザンギはたくさんのお店で扱ってますけど、お店によって個性もありますし、たくさんのお店の味を知った上で作られた完成されたザンギ!
これは写真を見ても金色に輝いていてお腹が減ります・・・。

------お店ではザンギを一押ししております!
他には定食屋さんの焼カレーやネギ豚丼、あと味噌汁なんかもこだわってます!
おやつではほうじ茶プリンやいももちがオススメです!

◆◆◆全部食べてみたいですね。
米山さんから見て、飲食業の一番の魅力ってなんでしょう?

------私、食べるのが好きなんですけど、みなさん食べている時ってみんな笑顔じゃないですか。
怒っている人はいないですよね。
ごはんの時間ってとても大切なので、そういった場所とか時間を提供できることが魅力です。

◆◆◆ごはんの時間ってとても大切ですもんね。
自分が調理したりおもてなしをして、お客様が美味しいって食べている姿は飲食業界の魅力ですよね。
米山さんが、過去に飲食店で雇用されて働いていた時と、お店を経営することでの違いってどんなところですか?

------そうですね、雇われていた時は色んな文句もあったんですけど、自分でやってみるととても大変だなと感じることがとにかく多いです。
昔、飲食店で働いていた時に、従業員が座っていたり、ちょっと話していたりしている状況の中で店長がひたすら店内の掃除をしていたんですけど、店長の気持ちが今になってとてもわかるんです。
座ってる場合じゃない、座っていたらお客様が一人でもこないんじゃないかって思ったりするんです。

◆◆◆なるほど、それは雇われている時は中々気づけないことかもしれませんね?
与えられた仕事だけをしていればいい、って思うことの方が多いですから。

------そうですね、雇われていた時はわからなかったですね。
座っている暇があればチラシ一枚でも配ったほうがいい!って思ってます。
明日になったらお客さんが来ないかもしれない、っていうプレッシャーが常にありますから。


◆◆◆そういう危機感はどの業界でも大切ですよね。
それに、米山さんのような気持ちの従業員が多くいればいるほど、会社やお店はよくなりますね。

------はい。これからも一緒に働いている従業員と想いを共有していければと思っています。

◆◆◆飲食業界ですけど、働く人達はとても大変だと言ったネガティブなイメージが強いと思うんです。
時間も不規則だったり、休日もまばらだったりして、中々人材が集まりづらい業界。
でも、米山さんは飲食業界がとても長いですけど、お話しを聞いていても辛そうに感じないんですがネガティブなイメージを持っている人にメッセージを送るとするとどんなことですか?

-------とにかく自分が楽しむ、そして美味しいものを食べるです。
例えば、私は新メニューを作らせてもらったり、メニューに意見いったり、お客様の対応はこうした方がいいといったことをやっていたんです。それを取り入れてもらったりすると嬉しかったりするんですよね。


◆◆◆なるほど、少しでもお店を運営する立場に自分から寄り添っていく。
こーしてくれ、あーしてくれと言われるではなく、自分からこうしよう、ああしようとお店作りに参加していくということなんですね。

-------そうです。来客を上げたり、接客とかメニューの品質を上げることを考えると楽しいですし、自分の考えたメニューを美味しいって言ってもらえるのは本当に嬉しいです。それはアルバイトでも社員でも経営者でも同じだと思ってます。

◆◆◆大変だと思っている人も、見方を変えると全然違った風景になりますね。
最後に、飲食業界はどんな人が向いているんでしょう?

-------とにかく笑顔がでる人です。作り笑顔でもいいので。
笑顔を出せることで職場も楽しくなりますし、それがお客様にも伝わりますから大切にしてます。




米山さんはとてもパワフルで芯の強い方で、美味しいものをたくさんの人に提供したいといった気持ちがとても伝わってきました。
米山さんのお話しを聞いていると、本当に飲食業界のイメージも大きく変わります!
とにかく自分も楽しむ、そして美味しいモノを食べる!
私も大切にしていきたいと思います。

米山さんありがとうございました!!